ユーザー車検の概要

ユーザー車検の概要

簡潔にユーザー車検をする方法を説明します。
私が毎回やっている手順とは少し前後するところもありますが、中身に変わりはありません。
各手順の詳細については別に説明いたします。
最初に、ユーザー車検はどんな時も自由に受けられるわけではありません。
前もって予約が必要になりますのでご注意ください。
予約が終了したら、車検の前までに車の点検をします。
必要であれば、オイルの交換やパッドの交換など、車の整備を行います。
整備がおわったら、車検を受ける当日になります。
車検を受けるためには、書類の作成が必要になります。
常に車に備え付けているもの以外は、車検場で入手すること出来ます。
書類を作るといっても、実は車検証にかかれているもの書き写すくらいなので、すぐに作成できます。
書類が用意できたら、受付で予約の確認をしてもらいます。
その時に、書類の不備がないか点検してくれます。
書類に問題がなければ、実際の検査を受けていきます。
ライン検査は、車の外見の検査からスタートし、スピード、ライト、ブレーキ、下回り、排ガス検査の順番で行われます。
ライン検査にかかる時間はプロと初心者とで少し変わってきますが、慣れていなくても10分程度で終了するでしょう。
ライン検査に通過すれば、残りは車検証を交付してもらうだけです。
再度、窓口に検査が終わった書類を出します。
多くても20分程度で車検証とシール(検査章)が交付されます。
シール(検査章)をフロントのガラスに貼ります。
車検前までに点検・整備を十分にやっていれば、受付から車検証の交付までにかかる時間は、約1時間30分です。

ユーザー車検の長所

ユーザー車検の長所

やはりユーザー車検の良いところといえば、断然経費が低くおさえられる事です。
重量税、自賠責保険料などの絶対に必要な経費の他は、車検の検査にかかる手数料だけとなります。
ディーラーや整備業者、車検代行会社にお願いした場合、どうしても人件経費、設備の経費、維持費も必要になりますので、絶対的に1万〜3万円程度は余計にかかってしまいます。
二番目は、自分で整備や点検などをやる事で、自動車の仕組みや重要なポイントなどが少しでも理解できる事だと思います。
常日ごろから車を運転していても、自動車の仕組みや働きについてキチンと理解している人はなかなか多くないと思います。
ここにこんな部品がある、こんな働きがあるなどちょっとでも理解することができれば、車のトラブルにも気付きやすくなると思います。
エンジンオイルの整備だけを考えても、エンジンオイルの減少傾向や交換時期を自分で点検するようになれば、トラブル防止にもなります。
また、常にベストな状態を保持する事ができ、燃費が良好になることにもつながります。
私がもっともの良いところだと思うのは、自分の車に対して興味を持つことによって安全への姿勢が良くなる事だと思います。
何でもディーラーなどの業者に任せた場合、十分な知識や経験を持つ人が点検・整備を行ったのだから、安心しきって運転できると思ったりする人もいると思います。
実は、自動車が安全に走るようにするのは、運転者の責務です。
自分で点検・整備をしてユーザー車検をした場合は、その責務が当然のように身につくのではと思います。
それにより、日ごろから点検をするようになり、運転前にはタイヤの具合を見るようになったり、エンジンルームを見るようになったりすると思います。

ユーザー車検の短所

ユーザー車検の短所

ユーザー車検の短所となる所をあげると、ユーザー車検にかかる時間と手間が必須になることです。
点検・整備などは自動車に多少なりとも知識に詳しい方であれば、大体1日あれば済んでしまうでしょう。
さらには、ユーザー車検の当日でも、はやければ2時間もあれば、そのほとんどが終わってしまいます。
しかし、初心者で慣れていない人では、点検・整備やユーザー車検当日も、それ以上に時間がかかるものだと考えられます。
日々、通常仕事に従事している人には、たった1日でも休日というのはとても大切なものだと思います。
間違いなく経費は低くおさえられますが、大切な休日をつぶしてまで、ユーザー車検をするだけの価値があるのかという事です。
また、ディーラーなどでは日曜日や週末などの休みの日でも車検代行の依頼が可能になりますが、ユーザー車検のように自分で検査場に持っていってお願いする場合は、平日のみしか出来ません。
会社員のように、平日は会社勤めをされている方は、わざわざ会社の休みを取って時間を作らないといけません。
もちろん、有給を利用してユーザー車検にのぞめば問題ないと思いますが、やはり休みをとる必要があります。
最後となりますが、個人的にはユーザー車検は自分の車に対する安全意識が高まる事が長所だとおもっていますが、反対の観点から見るとユーザー車検が不安を与えかねません。
自分自身でユーザー車検に望んで、合格したのはいいものの、実際に本当に問題ないのかと不安を抱く人もいるかもしれません。
知識を持つプロに点検・整備してもらったほうが安心だと考え、プロに依頼すれば経費を低くおさえた意味はなくなってしまいます。

車検場の下見

車検場の下見

車検は2年、新車であれば3年ですが、費用が非常に高く、もっと安くなればと思っている人も多いと思います。
もしあなたが車検費用をおさえるためにユーザー車検を受けようと思っているのであれば、まずユーザー車検をする検査場の事前に見に行くことをお勧めします。
どういう建物で行い、どういう手順で手続きを進めていけばいいのか、どの窓口で受け付けを行けばいいのか、あらかじめ調べておくといいでしょう。
ユーザー車検をやったことの無い初心者の人は、どうしても時間がかかってしまうものです。
他の人もいますので、一人で手間取っているとどんどん焦ってきますので、パニックになり周囲の反感を買ってしまうかもしれません。
実はユーザー車検の検査場では、初心者で慣れていない人の為に、ユーザー車検の順番をビデオで見ることも出来ます。
もし早く検査場に行って、余裕があれば、そのビデオを見ておきましょう。
ビデオを見ておくことで、ユーザーの順番を見ることができますので、緊張している人でも少しは安心するかと思います。
時間も余裕もなくビデオを見ることが出来ない人も、実際に行うであろうライン検査、できればこれだけでも見ておいたほうがいいと思います。
私も初心者の頃に、初めてラインに並んだ時は、相当緊張したものです。
しかし、実際に行うであろうライン検査を見ておくことで、どういう順番でライン検査を受けていくのか確認もできますし、検査を行っている雰囲気にも慣れておいたほうがいいと思います。
もしライン検査を見る場合は、他にもライン検査を受けている人がおりますので、絶対に邪魔にならないように気をつけしょう。

必要書類

必要書類

ユーザー車検を受験するときは、8種類の書類作成が必須となります。
必要書類は日常的に自動車にのせておく必要がある車検証の他に、購入しなければならない申請書などがあります。
・自動車検査証 /車検証 車検証は日常的に自必ず車の中にのせておかなければならないものです。
・自動車損害賠償責任保険証明書 自賠責保険自賠責保険証書は新規で交付される車検証のリミットを超えるような契約が必須なので、ユーザー車検までに新しく2年間の契約をします。
ユーザー車検を受験するときには、現在の契約の証書とこれからの契約の証書の2枚を準備します。
・自動車税納税証明書 この証明書は自動車税の払い込みをした際に受け取り、車検証と共に保管しておくものです。
もしも紛失してしまったときは、自動車税事務所などで再度発行してもらうようにお願いしましょう。 ・リサイクル料金等預託証明 /リサイクル券 リサイクル料の払い込みを終了していることの証明となりますので、車検証と共に保管しておく必要があります。
2005年よりも後に自動車を購入された人は既に持っていると思いますが、2005年よりも前に自動車を購入して、リサイクル料金の払い込みをされていない人は、ユーザー車検当日に発券、払い込みをする事も可能です。
・自動車検査表 検査手数料分の収入印紙を貼り付けて、ライン検査をする際に、それぞれの検査のOKとNGを印していきます。 ・継続検査申請書 継続検査申請書とは、ユーザー車検のときに、車検証を発行する為に重要なOCR用紙です。
車検当日に用意できなければ、かまわないそうですが、必ずあった方がいいでしょう。
・自動車重量税納付書 重量税納付書に記入し、重量税分の収入印紙を貼り付けて、税金を納めます。 ・点検整備記録簿 定期点検整備記録簿とは、法律で定められている2年点検や1年点検などの法定点検を実施した内容を残す為の用紙です。

ユーザー車検の予約

ユーザー車検の予約

検査場では日々、決められた時間の中でたくさんの自動車の検査が実施されています。
1日に検査可能な数量には限度があります。
したがって、ユーザー車検を受けるには事前の予約が必要です。
ユーザー車検の事前予約は電話での予約以外に、現在ではインターネットでの予約も可能になっています。
ユーザー車検をインターネットで予約される人は、国土交通省(http://www.kensayoyaku.mlit.go.jp/CarAnswer/app)で検査を受けられる検査場を調査し、検査予約に書かれている電話番号におかけ下さい。 ・ユーザー車検の予約は、ユーザー車検を受ける当日の約2週間前から予約が可能ですが、1日に検査できる車の数には限度があります。
ユーザー車検の前になると予約がいっぱいになり、予定したい日に予約が取れないケースもあります。
ユーザー車検の日が決定しましたら、できる限り早く予約をしてください。 ・ユーザー車検の予約が済むと、番号が通知されます。
これはユーザー車検のときに自動車検査表に書き込むことがありますので、絶対にメモを取って控えておいてください。 ・ユーザー車検は、車検証の期限が失効する1ヶ月前から受験する事が出来ます。
しっかりとゆとりを持ってユーザー車検を受けるようにしてください。
車検の期限失効の前にユーザー車検を受け、もしも合格しなかった場合、再度整備が必要になり、もう一度検査を受けるまでに車検証の有効期限が切れる事もあります。
もしも期限が失効した場合、市区町村役所で仮のナンバーを交付してもらわないと、運転する事ができません。 ・ユーザー車検を受けるまでには、点検をして、整備などをする必要があります。
そのような点検や整備にかかる時間も考慮のうえ、ユーザー車検の指定日を決めてください。 ・ユーザー車検の予定日が変わって、予約を取った日にユーザー車検が受けられなくなった場合には、予約取り消しも可能です。
しかし、予定日前の予約取り消しは、他の人のご迷惑になりますので、早めにお願いします。

ユーザー車検の点検・整備について

ユーザー車検の点検・整備について

ユーザー車検でも一番大切なのが、点検・整備です。
ユーザー車検で受かるだけの為ではなく、これからの安全に運転する為にも、しっかりと点検・整備を実施しましょう。
点検・整備はすごく困難だと思っている人もいるでしょうが、それ相応の自動車についての知識があれば、自分で点検・整備できるものがほとんどだと思います。
また、日々日常から自動車を運転していれば、気が付く点検項目などもたくさんあります。
足回りの点検については、ジャッキやリフトで上に持ち上げ必要がありますが、お店でオイル交換をしてもらう際に、許しをもらって見てもいいと思います。
また、マフラーの状態や、エンジン・トランスミッション(変速機)などの状態などは、オイル交換の際にサービスで点検してもらえる場合もあります。
ブレーキの状態はタイヤを外して点検できるようになっていますが、取り替えるとなると分解整備となりますので、絶対に専門の業者に依頼をして交換をしてもらってください。
さらに公害を防止する装置などの点検や、触媒の点検なども、予備検査の時の結果から全体的に判断してください。
※注意点 自分で不明なところは、自動車に詳しい人や専門の整備士さんに相談して、点検・整備を実施してください。 ジャッキを使って車を持ち上げる事も可能ですが、あくまでも緊急時のタイヤ交換のものです。
足回りの点検・整備をするために使うものではありませんので、ご注意ください。
個人で足回りの検査を行うときは、足回り専用の器具を利用し、必ず専用工具で車体を固定してください。

予備車検

予備車検

予備車検とは、車検場と同じようなブレーキ・サイドスリップ・スピード・ライト・排ガスの検査ができる施設をもつ工場で、前もって点検と整備を実施することです。
これは車検時に使用する記録簿の「テスター」に該当する検査項目です。
これらの点検は特別な機械が必要で、一般の人が点検する事は大変困難なので、ぜひ予備車検を利用した方がスムーズに進むと思います。
特に、ユーザー車検の時は、サイドスリップ検査とライトの光軸検査は、もっとも不合格になりやすい項目なのです。
前もって予備車検によって点検・整備してもらっておけば、たとえそのとき不合格であっても、その場で合格になるように整備・調整をしてもらう事が可能となります。
もしも予備車検を受けるときには、予備車検を受ける前に、タイヤの空気の圧力は正常な圧力に調整しておいてください。
サイドスリップを点検し、調整した後にタイヤの空気圧を調整してしまうと、サイドスリップが弱冠変わってくる可能性があります。
さらに、排ガスの検査をしたときの検査結果は「公害発散防止装置」などの点検や、触媒装置の検査結果ともなります。
このときの点検結果は、点検整備記録簿の二酸化炭素、炭化水素濃度のところに記入をしてください。 予備車検はユーザー車検の日に実施しても問題ありませんが、実は予備車検を受ける人も多くいます。
そのときは、ユーザー車検を予約している時間からたっぷり余裕をもって、予約の時間に間に合うようにしてください。

予備車検の準備

予備車検の準備

自動車の足回りやタイヤ・ホイール周辺は、地面と近いために泥をはねたりしますのでかなり汚れている箇所です。
ユーザー車検の検査場では、足回りの点検・検査は検査員が実施します。
当然、ただ単純に汚れているという理由だけで合格が不合格にされるわけではありませんが、汚れを落としながら検査してくれるわけでもありません。
汚れの度合いが大きい事により、オイル漏れの状態や取り付けの程度など、正しい判断ができないのに、正しい合格の判断を出してくれるとも思いません。
たとえば検査員があなたで、あなたが自動車の下に入り込み、足回りを点検・検査する事を考えてください。
検査をしている時に、自動車の足回りのところから泥や砂が落ちてくるのは、気分がいいものではありません。
正しい判断をしてもらう為にも、検査をしてもらう人の事も考慮し、ユーザー車検を受ける前には必ず下回りやホイール周辺を、コイン洗車場などの洗浄機でキレイに洗うようにしてください。 ※予備車検はどの専門の整備工場でも実施しているわけではありませんが、ユーザー車検の検査場の近くの整備工場で実施しているときが多くあります。
もしユーザー車検場を前もって見学する場合、近くの整備工場で聞いてみてください。
また、ウェブ検索で検索できる整備工場もありますので、一度調査してみるのもいいでしょう。
予備車検にかかるお金ですが、整備工場により差がありますが、3,000円〜5,000円程度で受けられると思います。 予備車検を受けるときには、予備車検を受ける人が意外と多いですので受験の予約の時間から十分に余裕をもって、予約の時間に間に合うようにしてください。

収入印紙購入 ・予約の確認・ライン検査

収入印紙購入 ・予約の確認・ライン検査

収入印紙は手数料、重量税を納めるのに必要であり、それぞれ自動車検査表、自動車重量税納付書に貼付します。
前もって書類を購入した時についでに購入してもかまいませんが、ユーザー車検までに無くなってしまう事もあります。
特に、重量税は非常に高い費用になりますので、ユーザー車検の日に購入することをお勧めします。
当然、当日は出来るだけ早く終わらせたいと思う方は、前もって購入していただいてもかまいません。
必要事項を書いた自動車検査表、自動車重量税納付書を窓口に出せば、必要な分だけの収入印紙を貼付してくれます。 また、リサイクル料金が未払いの方も、この際に一緒に支払いましょう。 次は予約の確認を行います。 収入印紙を購入し、書類が準備できれば、窓口で予約をしてもらいます。
予約の確認が終了し、必要書類が満足していれば、ライン検査が受けられます。 次はライン検査です。 ライン検査に望む前に、必ずこのような準備をしてください。 ・エンジンルーム・車体の確認をしますので、ボンネットがすぐに開けられるようにしておいてください。 ・ナットの締まり具合を点検するので、ホイールにカバーやキャップは、外しておいてください。 ・発炎筒の見せるように要求される場合がありますので、発炎筒はなるべく、手の届くところにおいてください。 ・光軸検査ではライトの向きを上にして検査します。
・それぞれの書類は検査員が見やすいように、ファイルにはさんだりする方がいいと思います。
 自動車検査表にはそれぞれの検査の判定を書いていきますので、自動車検査表だけは別にしておいてください。

ライン検査(外観検査)

ライン検査(外観検査)

検査ラインをやる前に、外観検査をやる必要があります。
ライトの状態やタイヤの磨耗、ナットの緩み具合などを検査員が点検していきます。
・前の人の外観検査が終了すると、あなたの前に検査員が立ちますので、それぞれのライト類を付けていきます。
 スモールを付けて、ライトを下・上向きと点灯させます。
 そして、一回消灯し、パッシングをします。) そのあと、ウインカーを左、右と何回か点灯させ、ハザードランプを何回か点灯させます。
 そしてウォッシャー液を噴出し、ワイパーを動かし、クラクションを1回鳴らします。
 これでフロントから行う点検は以上です。 ・前から行う点検が終了すると、今度は運転席側に来ますので、書類をだします。
 この際に、全走行距離を見ます。
 次にボンネットをひらき、エンジンルームを確認し、車体番号や車検証が正しいか、確認します。
 その後、タイヤの磨耗やナットの緩み具合などを点検し、車のバック側に回ります。 ・検査員が車のバック側に来たら、再度ライト類の検査をします。
 スモールにして、尾灯、ナンバー灯を付けて、ブレーキを踏んでランプを点灯させます。
 その後、ウインカーを左、右と何回か点灯させ、その後にハザードランプを何回か点灯させます。 外観検査は以上です。
もし判定がOkであれば、自動車検査表の灯火、ヘッド・ライトにOKの印を押して書類を返してくれます。 注意点外観検査でよくNGになるのはブレーキランプが多いです。
ヘッド・ライト、ウインカーなどは自分で確認できますが、ブレーキは1人では見られませんので、見落としがちになる場所です。
友人に見てもらったり、ガソリンスタンドや予備検査など自分以外のひとに確認してもらったりしてください。

サイドスリップ検査

サイドスリップ検査

外観検査を通過すると、検査ラインにいきます。
これはある車検場の例ですので、すべてに共通するわけではありませんが、検査ラインに入る手前に電光掲示板があります。
たとえば前の人が検査の最中のときは、「待機」という文字になっていますので、入場せずに待っていてください。
進入の表示に変わったら、検査ラインに入っていきましょう。
検査ラインに入った後は、電光掲示板に沿って検査を進めていきます。 ある検査場の例を挙げるとFF、4WDの自動車の場合は、検査ラインに進入する前にボタンを押す必要があるものもありますので、よく注意書きを読んで、案内に従うようにしましょう。 検査ラインで一番初めに受けるのがサイドスリップのテストになります。
サイドスリップ検査とは、タイヤの横滑りを検査し、タイヤが接地している鉄板が左右に動くようになっています。
この左右の動きを調査して、横滑りの程度の大きさ検査します。
黄色で引かれているラインがありますので、運転窓から顔を出して、手前から車が黄色のラインに真っ直ぐになっているかどうかを確認します。
ハンドルを切らない状態で、ゆっくりと真っ直ぐ進んで通過していきます。
もしも電光掲示板に合格という文字が出れば、次の検査に移っていきましょう。 注意点 この検査も非常にNGになりやすい項目なので、前もって予備検査を受けて、調整をしてもらう事をお勧めします。
また、合格になるコツは以下のとおりです。
・検査ラインに進入する前から黄色のラインに沿って、車が真っ直ぐになるようにする・通過する際は、慎重にゆっくりと通過する・通過中にハンドルを切らない。

スピード検査

スピード検査

サイドスリップ検査が終了すれば、その次はスピード検査に進んでいきます。
スピード検査とは何かというと、スピードメーターが適正なスピードを表示しているかどうかをチェックします。
スピード、ライト光軸、ブレーキのチェックは、全て検査場の設備である検査機の上で実施されます。
それぞれの検査の指示も、すべて電光掲示板で指示をされますので、電光掲示板を良く見るようにしましょう。 まず始めは直進して、スピード検査機に進みます。
前輪停止位置と書かれたものがあると思いますので、前輪を停止位置と表示されているところまで進めます。
スピード検査が開始されると、スピード検査機のローラーが下に降りていくため、車が少し沈むような感覚になります。
その後に、スピード検査機がパトライトを点灯しながらあなたの車の前にやって来ます。
アクセルを踏んでスピードメーター40km/時を表示するようになったら、ライトをパッシングさせます。
そしたら、合格・不合格の判定が電光掲示板に出ますので、スムーズにブレーキを踏んで停止します。 注意点 スピード検査ではスピードメーターが40km/時を表示してすぐにパッシングするのもいいのですが、可能な限り40km/時に安定させてパッシングするほうがいいでしょう。
そのためにも、短時間でアクセルをグッと踏みこむのではなく、あせることなくゆっくりとアクセルを踏んでいき、少しずつにスピードが上がるようにしてください。

ライト光軸検査 ・ブレーキ検査

ライト光軸検査 ・ブレーキ検査

スピード検査が終わりましたら、次はライトの光軸検査を行います。
光軸検査とは、上向きのヘッド・ライトの向きが、定められた範囲内にあるかをチェックします。
ライトの光軸検査をする機械は、スピード検査でも使用した検査機が使用されます。 ライトの光軸検査は上向きのライトをチェックしますので、ヘッド・ライトを上向きにして付けて、シフトレバーをパーキングにし、サイドブレーキをかけた状態で待機します。 検査機がそれぞれのヘッド・ライトの前にきて、左右のライトの光軸をチェックします。
チェックが終わると、電光掲示板に合格か不合格の判定が表示されます。 注意点 ・実は光軸は、ヘッド・ライトの取り付け方によっても微妙に変化します。
 普通に走っているだけでも、わずかにズレが発生することもありますので、前もって予備検査において、検査・調整をしてもらう事をお勧めします ヘッド・ライトのチェックが終わったら、次はブレーキ検査を実施します。
ブレーキに十分なブレーキ性能があるかをチェックします。
ブレーキ検査も先ほどと同様に、スピード検査の検査機で検査を行います。 ブレーキチェックをするときは、シフトはニュートラルの状態にし、サイドブレーキをかけない状態にします。
ブレーキ検査が開始されると、検査機のローラーが動き始め、タイヤをまわし始めます。
電光掲示板の表示のタイミングで、ブレーキを踏みます。
フットブレーキのチェックが終了すれば、次はサイドブレーキのチェックです。
これも電光掲示板の指示のタイミングで、サイドブレーキを引きます。 注意点・検査機のローラーのトルクは非常に強いので、通常のブレーキの踏み方だと、NGになる場合があります。
 過剰な言い方になりますが、ハンドルをガッチリと支え、思いっきりブレーキを踏んでください。
 サイドも同様にしっかりと引いてください。

下回りの検査

下回りの検査

ブレーキ検査が終わった後、サイドスリップ、スピード、ライト光軸、ブレーキ検査の検査結果が記録されますが、検査結果の記録が出来たら、ブレーキ検査の次は下回りの検査になります。
この検査ではサスペンションやマフラー等の部品の取り付けられている状態や、エンジンやミッション(変速機)等からオイル漏れなどが有るかをチェックします。 よく整備工場にあるようなピットがありますので、レールに車体を合わせてゆっくりと前進します。
ある程度進んだところに停止するための窪みがありますので、前輪がその停止位置であるくぼみに入るように直進します。
前輪が停止位置まで前進したら、エンジンを止めて、シフトレバーをパーキングの状態にして、サイドブレーキを引きます。 ナットが緩んでいるかどうかは、先のとがった専用のハンマーで叩いて、そのとき出る音で判定します。
下回りの検査が開始されると、ハンマーで叩いていますのでカン、カン、カンと音がしてきます。
車を止めているピットは、可動できるような構造になっておりますし、前輪を軽くゆすったりもしますので、検査途中に車体が多少揺れたりもします。
また、検査員がマイクを使用して、ブレーキを踏むように指示したり、サイドブレーキを解除したり、ロックしたりするように指示がありますので、その指示に従って動作してください。
このピットの先にも今までの検査に有ったような電光掲示板がありますので、電光掲示板に合否の判定が出れば、下回り検査は終わりとなります。

再検査

再検査

もしも、ユーザー車検において検査項目の中で不合格の判定がだされたときは、不合格の判定が出された箇所を整備しなおし、再度検査を受ける必要があります。 検査した日に整備が可能な場合 ライトなどの電球交換のみのような、自分で整備や修正がすぐに可能な場合や、整備工場やディーラー・ショップなどで時間を必要としない整備など、検査当日に再度整備が出来る場合は、検査当日にもう一度検査を受けることが出来ます。
合格判定がでなかった箇所を改めて整備した後に、検査員からチェックを受けます。 ライトなどの電球類の外観検査だけという再検査の内容のときは、もう一度検査ラインに並ぶ必要がない検査場もあります。
たとえば、ある検査場ではラインの横にスペースに自分の自動車を停車させて、検査員に外観検査の再検査を申請します。
もしも外観検査ではなく、ライトの光軸の再検査のように、検査ラインで検査をうける必要があるときは、再び検査ラインの列に並ぶ必要があります。
再検査は最初から受ける必要はなく、合格判定が出なかった箇所だけで問題ありませんので、検査員に再検査である事を報告して、検査ラインではどのようにすればいいか質問してください。
検査員から正しい指示を受けて、指示通りに再検査を受けます。
再度検査を受けることによって合格したら、総合判定を受け、必要書類を検査場に提出し、車検証を受けます。 ※万が一不合格の可能性も考慮し、車検の予約はできる限り早い時間帯に受けることをお勧めします。

日ごろのメンテナンス

日ごろのメンテナンス

たとえユーザー車検に受かったからといっても、車が全く安全だと証明されたわけではありません。
毎日安全に走行する為には、日常からのメンテナンスが重要です。
適切なメンテナンスを行う事により、安全な走行が出来るだけでなく、エンジンを快適な状態の保持や、燃費の向上にもつながります。
日常からのメンテナンスを行うようにしましょう。 ・タイヤの空気圧は正常な数値に保持しましょう。
タイヤの空気圧が正常でないと、タイヤのカタベリを発生させる他、燃費も悪化します。
また、タイヤ自身の能力を発揮する事もできません。
車を走行する前は、絶対タイヤの状態をチェックしてください。
また、タイヤの期間を決めてローテーション(タイヤを前後左右で入れ替える)する事もお勧めします。
サスペンションを変えたときなど、外側はそれほど磨耗していないのに、内側だけが異常に磨耗していたりするときがあります。
いくら外側のタイヤの溝が十分に残っていても、内側のタイヤの溝が浅ければ,ユーザー車検では合格にはなりません。
内側だけのカタベリがあるようなときは、ローテーションしてもタイヤの内側は再度内側に配置されます。
よって、カーショップ等でホイールからタイヤを外し、左右を入れ替えると内側と外側が入れ替わるので、最初の状態よりも長期間タイヤを使用することができ、経済的にも有効です。
・エンジンオイルはメーカーが提示している走行距離や使用期限を守って交換しましょう。
エンジンオイルが劣化すると適切な油膜を生成する事ができなくなり、エンジンのシリンダーを劣化させる事になり、燃費の低下やエンジンの不具合に直結します。
走行距離が長くないケースでも、エンジンオイルは時間によって劣化してしまいますので、提示された期間ごとに交換しましょう。
長い期間エンジンを動かさない状態だと、シリンダー内などに張った油膜がなくなってしまいます。
油膜が張ってない状態でエンジンを動かすと、シリンダー内を劣化させてしまう場合があります。
長期間エンジンを動かさない事があっても、定期的にエンジンを数分間かけたり、少しだけでも走行したりしましょう。
また、定期的にオイルもチェックし、漏れがないか確認しましょう。

日ごろのメンテナンス

日ごろのメンテナンス

例えユーザー車検に受かったからとしても、その車が完全に大丈夫だと証明されたわけではありません。
日々安全に自動車を運転する為には、日常からのメンテナンスが重要です。
いつもメンテナンスを行うように意識しましょう。 ・自動車に使用されているオイルは数種類あります。
エンジンオイルの他にもオートマチックオイルや、パワーステアリングのオイル量もチェックしましょう。
大幅にオイル量が減少している場合は、オイル漏れも懸念されますので、ガソリンスタンドやカーショップなどでチェックを受けてください。 ・ブレーキオイルもこまめにチェックしましょう。
ブレーキパッドが磨耗してくるとブレーキキャリパーのピストンが出された状態になるので、ブレーキオイルが減少してきます。
ブレーキオイルの量が減少してきたときは、ブレーキパッドをチェックしましょう。
ブレーキパッドが磨耗してきたら、できる限りすぐに変えましょう。
また、ブレーキオイルが減少してきたのに、ブレーキパッドが磨耗していない場合は、ブレーキオイルの漏れが懸念されます。
ディーラーやカーショップなどでチェックを受けてください。 ・ライトやウインカー、車幅灯などのランプ切れはすぐに気が付いたり、自分でチェックできたりしますが、意外とブレーキランプのランプ切れは1人ではチェックしにくいものです。
適宜、友人に見てもらったり、ガソリンスタンドやカーショップなどでチェックしてもらったりしましょう。 ・エアクリーナーは泥や埃などが堆積しやすいところです。
こまめに掃除をし、エンジンに空気の通り道を確保して、送り込みやすい状態に保持してください。 数点メンテナンスの手法をあげましたが、日常的に自動車の状態には注意するようにしましょう。
いつもと違う音がするなど、いつもの走行状態と異なっていると感じた場合は、すみやかに点検・整備を行ってください。

ユーザー車検代行

ユーザー車検代行

ユーザー車検には様々な手順があり、多少の専門的な知識と時間が必要となりますが、費用を安く抑えることができ、自動車について興味を持つようになるので、自動車の急なトラブルにもある程度対処できるようになります。
しかし、ユーザー車検にも短所があります。
それは、ユーザー車検は土日祝日には受験する事が出来ないので、平日に休みが取得できない方は、ユーザー車検を受験する事ができません。
また、例え平日に休みが取得できたとしても、受験や整備などで休みを使いたくないという方もいると思います。
そのような場合は、ディーラーやユーザー車検代行業者などに、車検の受験をお願いしなくてはいけません。 ユーザー車検代行業者では、ディーラーや車販売業者などの整備工場を持つ業者よりも、車検にかかる経費を低くおさえられるケースもあります。
過去に車検をお願いしていた業者のほかに、ユーザー車検代行業者なども候補に入れてみてはいかがでしょうか? ユーザー車検代行業者の一部を紹介しようと思います。
たとえばカービューという業者では、一括で車検にかかる経費の無料見積もりが可能です。
見積もりは無料ですので、見積もりをしてみて今までお願いしていた業者と比較して、ユーザー車検を検討してみてはいかがでしょうか。 また、ホリデー車検では、かなり安い基本料金で車検を依頼できる工場を、全国の工場から検索が可能です。
ホリデー車検では、プロの整備士が直接車を点検しながら、整備の必要なところと費用を教えてくれますので、想像していた以上に車検費用が高額になってしまったなどということはありませんので安心です。

ユーザー車検とは

ユーザー車検とは

ユーザー車検とはその名の通り、自動車の所有者が車検場に自分の自動車を持ち込んで車検を受けることで、法の改正によって規制緩和のため受けやすくなったみたいです。
車検は車の運転にとって最低限必要なことをチェックするためのもので、必要な整備項目は当然ながら含まれますが、定期的な点検整備とは異なります。
「ブレーキ(適切に止まるか)」「タイヤ(溝が適正か)」「ライト類(間違いなくつくか)」「スピードメーター(正確かどうか)」「排気ガス」などは車検のチェック項目です。
しかし「エンジンオイル(適正か)」「ミッションオイル(交換は必要か)」「冷却水(適切な量か)」「ブレーキフルード」などは、定期点検の項目ですが、車検ではチェックされません。
よく車販売店などに車検を依頼すると、車検と共に点検整備も実施し、そのついでにいろいろな部品を交換されます。
その中には、走行距離や年数にもよりますが、常に点検していてまだ問題なければ、まだ交換する必要がないものもあったりします。
また、軽度な点検や整備なら、わざわざ車販売店に高額な費用をはらって頼まなくても、多少の知識と技術があれば、自分でできることも結構あります。
ユーザー車検は、点検整備、車検の全てを自分で実施することも当然できますが、整備の知識が無い場合には、部品交換が難しいものは専門家(整備工場など)に依頼し、簡単な点検・整備と車検を自分で実施するという方法もあります。

ユーザー車検のメリット・デメリット

ユーザー車検のメリット・デメリット

ユーザー車検のメリットは、費用を安く抑えることができることと、自分の車に自分の時間と手間をかけることによって車に対する理解や安全に対する意識深まり愛着が増すことだと思います。
一方デメリットとしては、平日昼間に車検場まで行く時間を作らなくてはならないことと、自分で点検や整備を実施した場合には、他の誰かを責めることは不可能である(メーカーや工場の保証はない)ということです。
どのくらい費用が安く抑えられるか・・・。
ユーザー車検に最低限必要な費用は、税金に関する費用で、「重量税」「自賠責(強制保険)」それに「検査手数料」があり、おおよそですが2000ccの小型乗用車で67000円程度です。
自分自身だけでやらずに、車検を業者に依頼する際には「指定工場」に依頼する方法と、「ユーザー車検代行業者」に依頼する方法があります。
「指定工場」は多くの車販売業者(ディーラー)や自動車工場、大型のカー用品店や一部のガソリンスタンドなどで、たいていは車検と整備が一緒に含まれている形になっていることが多く、「車検、点検整備一式費用」と、さらに他に修理や整備が必要な箇所が見つかった場合には「別途整備、修理、部品費用」が加えられ、「法定費用」と足し合わせると車の状態にもよりますが、8万円ぐらいから10万円を超過することもあります。
「ユーザー車検代行業者」は、ユーザー車検を個人のかわりに代行してくれて、日常生活においては看板や広告をよく見かけます。
整備工場もあって整備を実施するときもありますが、その場合には整備費用がかかり、整備を依頼しない場合でも「法定費用」に加えて「車検代行手数料」として、10000円前後かかります。
ユーザー車検は、「税金に必要な費用」の他には、整備や交換に必要だった部品費用と車検場までの交通費と書類代(30円)以外はかかりません。

燃料装置の点検

燃料装置の点検

ユーザー車検の時に必要だと思われる燃料装置付近のチェックを紹介します。
燃料漏れに対しては、車の下だけでなく、ボンネットの中からもチェックします。
車の下からは燃料タンクの辺りをチェックします。
車の下回りを見るとわかるように、タンク下に配管やホースがありますので、繋ぎ目などから漏れがないか、亀裂などがないかをチェックします。
車の後ろの方からエンジンルームへは中に配管があり、外から見えない部分もありますが、下回りを強く損傷するような事がなければ、配管が損傷するような事はないのでしょう。
下回りに大きな故障箇所がある場合は、ディーラーや整備工場でチェックしてもらう事をお勧めします。
エンジンルームの中には燃料をろ過する為のフィルターが設置していますので、燃料系のホースや配管がわかりやすいと思います。
エンジンルームの中も同様に、配管とホースの繋ぎ目や、亀裂などをチェックします。
燃料漏れのチェックは目だけでなく、鼻によってもチェックします。
外観を見て漏れがなくても、ガソリンの臭いがするときは、目でわからない箇所からの漏れが懸念されます。
外観の検査ではチェックできない箇所からガソリンの漏れと思われる臭いがするようであれば、ディーラーや整備工場でチェックを受けてください。
私の経験では、以前乗っていた車ですが、過去に事故を起こしたことがある車でしたが、燃料タンクと給油口の間からガソリンが漏れていたという事もありました。
給油口ギリギリまでガソリンを入れると、ガソリンが漏れて滴り落ちていたことがありますので、念入りにチェックしましょう。

ブレーキ,ブレーキディスク,パッド

ブレーキ,ブレーキディスク,パッド

ユーザー車検の時に必要だと思われるブレーキのチェックを紹介します。
ブレーキをチェックする場合は、絶対に専用のガレージジャッキとウマを使って実施してください。
ジャッキで車を持ち上げ、必ずウマで車を固定してください。
また、持ち上げた逆側のタイヤには、必ず輪止めを使用してください。 まずはタイヤを外します。
ブレーキの前までは配管によってブレーキオイルの油圧が伝導され、上下等に動くようなキャリパーへはゴム製の配管でつながれています。
配管とホースの繋ぎ目や、ホースとキャリパーとの繋ぎ目等から漏れがないかチェックします。
また、ゴム製の物はどんどん劣化してきますので、亀裂が発生する場合があります。
ホースそのものから漏れてないか、亀裂等が無いかもチェックします ディスクとパッドの間隔に対しては、うるさくない場所で窓を開けて車を少しだけ動かしてみましょう。
何かを引きずる音が聞こえなければ大丈夫です。
パッドの削れた具合はキャリパーに隙間がありますので、そこからパッドの残りをチェックします。
パッドの削りかすが付いているときは除去し、ライトなどで照らして確認します。
また、この時にチェックしたパッドの残りを、記録簿にメモしておきます。
また、パッドだけでなくディスク本体もパッドと接するところがだんだん磨耗していきます。
ディスクの周りに引っ掛かるような感触があるようであれば、ディーラーや整備工場などで変える必要があるか相談してください。
また、ディスクに亀裂が生じていないかも必ずチェックしてください。

サスペンション,ショックアブソーバ

サスペンション,ショックアブソーバ

ユーザー車検の時に必要だと思われるサスペンション,ショックアブソーバのチェックを紹介します。
タイヤをはずしてホイールが設置されている場所の裏側を見ると、いくつものアーム・フレームやショックアブソーバ等で支えられています。
アーム・フレームやショックアブソーバの設置されている部分のナットなどがちゃんと締まっているかをチェックします。
ショックアブソーバは車の下だけでなく上(前の部分はエンジンルーム、後ろの部分はトランク)にも設置されている部分があるので、上側に設置されている箇所もチェックします。
検査場では先が鋭利になっているハンマーでナットにショックを与え、その音によって締まっているかチェックしますが、専門出に無い人ではそのチェックは出来ないので、一つずつメガネレンチやスパナなどでちゃんと締まっているかチェックしていきます。
車の種類によってアームの形、配置、設置箇所、設置方式などは違ってきますので、自分の車のサスペンションを十分に確認したうえで、全ての設置箇所で緩みがないかチェックしてください。
ショックアブソーバはタイヤを外した状態では、サスペンションが取り付けられた状態で確認できると思います。
まず外から目でチェックし、大きな損傷や亀裂がないかをチェックします。
また、サス(ばね)の内側にゴムで出来たダストブーツがあり、その裏側にピストンロッドが有るのがわかると思います。
そのピストンロッドの所から、オイルの漏れがないかをチェックします。
ダストブーツもしっかりとチェックします。
ダストブーツに亀裂が入っていたり破れたりしていると、埃や砂等の汚れピストンロッドにたまりやすくなり、その結果オイルシールが痛みオイル漏れの要因となります。

ユーザー車検の心構え

ユーザー車検の心構え

車検は、車検証の有効期限が切れる(有効期間の満了する日)欄に記入されている月日の30日前あたりから検査を受けることが可能となっています。
近年はフロントガラスの上の方に貼り付けられているシールに有効満了日が記載されているものもあります。 注意点としては、30日より前に車検を受検してしまうと、次の車検の有効期限が短くなってしまいます。
これはとてももったいないことですよね。
また、逆に車検の有効期限を過ぎてしまうと、道路交通法的には公道を走行することはできなくなりますし、日数が大幅に超過してしまうと自賠責保険なども有効期限が切れてしまう場合があり、その場合は24ヵ月分ではなく25ヶ月分を支払わなくてはなりません。
したがって、車検の有効期限を十分に確認し、前もって準備を行うことが必要です。 車検の有効期限の終わるぎりぎりに車検を受けようとすることはとてもリスクを伴います。
急な仕事や体調悪化で、前もって予約はしていたにも関わらず、当日に行けなくなったなら、それだけの為に車検の有効期限が失効してしまいます。
また次の予約が、翌日に予約できるとは限りません。
季節によって(特に春)には7〜10日以上も後になってしまうときがあります。
そういう場合は車検の有効期限切れの車となってしまいますので、道路交通法的に公道を走行することは違法となり、車を運転できなくなってしまいます。
また、車検を行った日に絶対に合格するとは言えません。
なにかしらの整備が必須になった場合も、もし受付を終了させていれば何日間か可能になるときもありますが、そうでない場合はやはり、公道を走行ことは違法行為になってしまいます。 気持ちの余裕を持って車検を受けるためにも、事前に計画を立てて行いましょう。

ライトの点検方法

ライトの点検方法

ユーザー車検を受ける前の点検の一つとして、ライトの点検を説明します。
スモールライトを点灯させ、フロントの左右とバックのテールランプが間違いなく点灯しているかチェックします。 ヘッド・ライトを点灯させ、フロントの左右が暗くても見えるようになるかチェックします。 この時に、バックのナンバーの電球が点灯しているかもチェックしてください。
センターに一つの電球のケースと、二つの球が左右についているケースがあります。 フォグランプが全て点灯しているかをチェックしてください。 ヘッド・ライトをアップにして付けます。
右ハンドルの車はややライト気味に、左ハンドルの車はレフト気味に強くライトが向くようになっています。
歩行者の安全のために、強く光を当てないように設計されているからだと言われています。 注意点もし、前回車検を受けた時から今回の車検までに後ろからぶつかられる事故を経験していたり、前方部分のバンパーの修理をしたりしている車であることが判明している場合は、修理のプロセスの中でライトの向きがずれていることがあり、受験コースのライト廻りのテスターで判定NGが出る場合があります。
この対策は難しいですので、心配な方は車検場の受験コースに入る前に、前もって専門の人(ディーラーやカーショップ)にて点検してもらうことをお薦めします。
方向指示器を“右”に点滅させ、フロントとバックからチェックします。 方向指示器を“左”に点滅させ、フロントとバックからチェックします。 ハザード(三角マーク)を点滅させ、フロントとバックからチェックします。 ブレーキをかけて、シフトレバーRに切り替え、バックからバックランプがついているかチェックします。

マフラーの点検方法

マフラーの点検方法

ユーザー車検を受ける前の点検の一つとして、マフラーの点検を説明します。
エンジンをスタートさせたときやアクセルをふかしたときに、特に改造しているはずではないのに、やけに音が大きく感じたり、またふかした時に異音や騒々しかったり、白煙を吹くときは気をつけてください。 マフラーの根元箇所に筒のような物がぶらさがっています。
その前後やマフラーの先の方までで、配管になぞるように手を近づけて空気が漏れていないかをチャックしてください。 このときに、エンジンをかけてあたたまっている状態の時は、マフラーが非常に熱くなっているので直に手でさわらないように注意しましょう。
また手袋をはめていると、チェックが正確にやりにくいので、必ず生の手で行ってください。 もし、間違いなくサビなどによって腐食し、空気が漏れているときは整備が必要です。
カーショップに行くと、マフラーパテ埋めのキットが販売されています。
比較的穴が小径のときは、パテだけでも十分に防ぐことが出来、車検も通過するはずです。 マフラーパテ埋めの使用方法は まずサンドペーパー等で穴のまわりをこすります。
パテに粘土状の液を噴出させ、凹凸がないように平らに塗って、少しずつ重ねながら塗っていきます。
マフラーのパテ埋めは、晴れていてパテが乾きやすい天気の下でパテ埋めを行ってください。
また、車検を受けるよりも何日か前に実施して、完全に乾いて穴が塞がっているかをチェックしてください。 パテ埋めをしても、マフラーの穴が大きかったり、マフラーが車の振動で強く揺れたりするときは、パテ埋めだけではカバーできない場合もあります。
また、年数が経過している車ほど、固定させているナット等が劣化しいる場合があり、部品を変えることが必須です。

ユーザー車検の安くすませる方法

ユーザー車検の安くすませる方法

年数がかなり経過して古くなっている車であったり、過去に事故を発生させたりした車などは目視だけではチェックすることができない要素もあります。
このチェック点検のタイミングで、専門業者に行くよう奨励している点検事項は、追々大変な思いをしたり、高額な費用がかかる要因になったりしますので、整備を済ませて、少しでも安心して車検を受けることができるように心がけてください。 もし、軽度な整備であるとき、例を挙げるとライトの照射向きやバランス等は、陸運局の近くに緊急整備のためのテスト場(専門業者)などがあり、そこで整備を依頼すれば安い費用で整備してもらうことが出来ますし、少しの時間があれば整備が完了することもあります。
また、問題ないと思っていたのにNGの判定が出てしまった場合も、まずサジを投げる前にこのテスト場(専門業者)で相談してみるのもいいことかと思われます。
またタイヤ店やカーショップが隣接して建っているときには、ものは試しでテスト的に車検を受けてみて、もしNGの判定になったときに整備してもらうことが可能となっています。
でも、必ずしも安価とは保証できませんので、まず良品を安く販売しているカーショップを探して、安くて良いと思ったものをはめておくといいでしょう。 「車検コースの受験方法」を先に勉強してから、事前チェックをすれば車検の基礎も習得することが可能になりますし、イメージトレーニングにもかなり重宝しています。

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車買取

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オートローンなど自動車関連でお金を借りる

自動車の購入でお金借りる 即日。新車などを購入しようとしている人には、オートローンが通るか否かの事前調査のような意味でも、フリーローンの審査は活用することができますが、何よりも購入直前になってオートローンの審査が通らないという場合に、事前にフリーローンの審査に通っていれば、フリーローンを利用することができるので安心です。フリーローンのカードは入会金や年会費が無料なので、これからオートローンの審査を受ける人などは、1枚は持っていた方が良いカードだと思います。フリーローンを扱っている会社にはいろいろなところがありますが、申し込みをする前に情報をよく確認して、安心できる会社のローンを選ぶようにしてください。